プロジェクト事例

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これは、誰かの未来を変えた、4つの挑戦の物語。

私たちの仕事は、仕様書通りにプログラムを書くことではありません。
それは、お客様が抱える課題という名の「プロローグ」から始まり、仲間と共に幾多の困難を乗り越え、お客様の笑顔という最高の「エピローグ」で終わる、一つの壮大な物語です。

ここでは、FA、IoT、教育、モバイルという4つの舞台で繰り広げられた、私たちの挑戦の記録を包み隠さずお見せします。
次は、あなたがこの物語の主人公になる番です。

01FA/制御・監視システムの事例

紙のままの書き心地で、
記録はすべてデジタルに。

デジタル化=これまでのやり方を捨てること、ではありません。
長年現場を支えてきた「手書き」の文化には、熟練者の直感や細やかな気配りが宿っています。
私たちは大型タブレットとペン入力という最新技術を組み合わせ、その感覚はそのままに、紙を使わない記録・検索へと無理なくシフトできるシステムを実現しました。

プロジェクトの課題

  • 生産の記録管理に欠かせないアナログ記録計が老朽化し、また廃盤により更新の選択肢が限られていた。
  • チャート紙やペンの購入費が積み重なり、現場には欠かせない一方でランニングコストがかさんでいた。
  • 紙の記録は保管・管理に手間がかかり、必要なデータを探すのに時間がかかっていた。
  • 現場からは「これまで通り、チャート紙上に手書きでメモを残したい」という強い要望があった。

課題に対峙したバイオス

「デジタル化するならキーボード入力で十分では?」そう考えるのは簡単です。
でも、お客様が本当に守りたかったのは、波形を見ながら直感的にペンを走らせる、その“思考のプロセス”そのものでした。だから私たちは、あえてアナログの再現にこだわりました。大型タブレットとペン入力を組み合わせ、よく使う図形はスタンプ化するなど、デジタルならではのひと工夫も加えています。
何を変えて、何を変えないのか。その見極めこそが、私たちバイオスの腕の見せどころです。

プロジェクトの成果

  • 大型タブレットの導入により、操作感はそのままに、紙を使わないスムーズなデジタル移行を実現。
  • チャート紙・ペンの購入費が不要となり、ランニングコストを大幅に削減。
  • 記録データをサーバーで一元管理し、いつどこからでも必要な過去データを検索・閲覧できるようになった。
  • 手書きの手軽さはそのままに、スタンプ機能で記録の統一感が向上。「業務負担が減った」と現場から
    高い評価をいただいている。

02IoT/スマートフォン関連

13棟のハウスを、
24時間365日スマホひとつで見守る。

広大な農地で生き物を育てる農業は、片時も気が抜けません。
「もし、寝ている間に暖房が止まっていたら…」
その不安をなくすために、私たちはIoTデバイスとクラウドを組み合わせ、スマートフォンからいつでもどこでもハウス内の状態を確認できる“安心の見守りインフラ”を構築しました。

プロジェクトの課題

  • 広大な敷地に点在する13棟のビニールハウスを、人手だけで常に見回り続けることは現実的ではなかった。
  • 過去には加温機の故障や照明の不点灯に気づくのが遅れ、育成不良を招いた苦い経験があった。
  • 「温度・湿度・照度を常時監視し、トラブルを未然に防ぎたい。」
    丹精込めて育てた作物を守り抜きたいという切実な願いがあった。

課題に対峙したバイオス

農業は自然との闘いですが、設備の不調という“防げる事故”で作物を失うほど悔しいことはありません。私たちが目指したのは、生産者様の代わりに24時間365日、不眠不休で見守り続ける“頼れるパートナー”です。
各ハウスに設置したIoTデバイスのデータを事務所のサーバー経由でクラウド(AWS)へ送り、お手持ちのスマートフォンで温度・湿度・照度のグラフや数値を一覧できるようにしました。
さらに異常を検知すると、即座に警報メールを送信。「何かあったら、すぐに分かる」環境を整えました。

プロジェクトの成果

  • スマートフォンからいつでもハウス内の温度・湿度・照度を確認できるようになり、
    見回りの負担と「もし止まっていたら…」という精神的な不安が大きく軽減。
  • 導入翌年の1月2日、正月休み中にスマホのアラームが作動。
    あるハウスで加温機の不調による急激な温度低下をいち早く把握し、急行して予備機に交換。
  • システムからの通知がなければ気づけなかったトラブルを未然に防ぎ、
    大切な作物を育成不良の危機から守ることができた。

03教育支援システム

教室にいながら、最前線の病棟へ。

「実習に行けない」。コロナ禍が突きつけた現実は、未来の看護師を目指す学生たちから学びの場を奪いかねない危機でした。
しかし、医療の現場に「待った」はありません。
そこで私たちはVR(仮想現実)技術と360度映像を活用し、教室にいながら、まるで病棟の最前線に立っているかのような没入型の実習環境を実現しました。

プロジェクトの課題

  • コロナ禍の影響により、看護学生が病院へ赴く臨地実習の実施が困難になっていた。
  • 学生自身の感染リスクに対する不安も大きく、安全な学習環境の確保が急務だった。
  • 教科書だけでは、命を預かる現場の空気感まで伝えきれないという課題があった。

課題に対峙したバイオス

教科書だけでは、人の命を預かる現場の空気感は学べません。だからこそ、私たちは「リアリティ」に徹底的にこだわりました。360度カメラを看護教員の方に託し、実際の病棟で行われている医療手技を撮影していただきました。その映像を編集し、VR動画として生成。単なる視聴ではなく、VRゴーグルを通すことで、学生が「その場にいる」感覚を再現することを目指しました。離れていても、技術と想いは継承できる。そう信じてシステムを構築しました。

プロジェクトの成果

  • 配信サーバーにアップロードしたVR動画を、学生がVRゴーグルで視聴できる仕組みを構築。
  • 病棟に入れなくても、感染リスクをゼロに抑えたまま、実際の医療現場に近い視点で
    医療手技を確認できるようになった。
  • 「何度も繰り返し確認できる」「細かい手元までよく分かる」と好評で、従来の臨地実習を補完する
    新たな教育ツールとして高い評価をいただいた。

04モバイル(タブレット)端末活用

巨大な鋼材の取り違えリスクを、
タブレット一台の安心へ。

鋼材の搬送はダイナミックでありながら、極めて繊細な管理が求められる作業です。「もし取り違えたら…」現場の作業員が抱えるプレッシャーは計り知れません。
私たちはオフィスの中だけでなく、広大な屋外フィールドで働く人の手元にタブレットを届けることで「取り違えを起こさない確実な安心」を実現しました。

プロジェクトの課題

  • 鋼材の搬送時における取り違えなどのヒューマンエラーを、現場の負担を増やさずに防止したかった。
  • 屋外作業が中心のため、パソコンではなくタブレットなどのモバイル端末で簡単に操作できる仕組みが必要だった。

課題に対峙したバイオス

炎天下や寒空の下で行われる屋外作業で、複雑な操作を強いることは、かえってミスの原因になります。
私たちが目指したのは、マニュアルを開かなくても直感的に扱える“究極の使いやすさ”です。
屋内サーバーと屋外タブレットを無線でつなぎ、タブレット側の入力画面は必要最低限の項目に絞ってシンプルに設計しました。
さらに作業完了と同時に屋内で伝票が自動印刷される仕組みを構築し、現場と事務所の“距離”をゼロにしました。

プロジェクトの成果

  • タブレット端末を採用したことでカメラ機能を活用でき、鋼材の写真をデータと紐づけて保存可能に。
  • 一作業単位で操作内容と記録を保存するフローを整備し、鋼材の取り違えミスをゼロに。
  • 「これで安心して作業できる」という現場の声が生まれ、作業者の心理的負担軽減にもつながった。